サイコパス2期感想と考察第3話「悪魔の証明」: サイコパス3期映画のネタバレあらすじ考察感想。

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サイコパス2期感想と考察第3話「悪魔の証明」　[サイコパス2期ネタバレ] [編集]

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サイコパス2期の感想と考察第3話「悪魔の証明」の考察と感想とネタバレ。
今回は対話・対話・対話・・・・

酒々井水絵久々に登場・・・！と思いきや・・・
拷問をされてた・・・？と思いきや「眼球」が取られていたんですね。
エグい。

この構図がなんかキューブリックの「時計仕掛けのオレンジ」の、
構図に似ていると感じました。

「時に興奮状態が色相の浄化に役立つ事がある」

まあ、映画の内容とはリンクしませんが。
第1期では槙島聖護が首を切るシーンがありましたが・・・
だんだんエグくなりそう。

青柳監視官とギノさん

青柳監視官とギノさんが酒を飲んでいるシーンが。

「入れるか？親父の残した酒だ」

「冗談のつもり？私は監視官よ」

「そう。そして人間だ」

第1期でも語られていましたが「お酒」「タバコ」といった嗜好品は、
違法ではないものの「色相を濁らせる」ものとしてあまり推奨されていません。
まあ、現実社会でも「タバコ」を嗜む事にかなに批判的な会社も出てきましたね。
親父・・・・マサさん。。。

関連記事、⇒マサさん。征陸智巳

ここで青柳監視官は第1期で逃亡した執行官を自らの手で処分した時に、
自分の中で何かが変わった（蓋をした）と表現していましたね。
喜怒哀楽がその「蓋」に達するとそれを超えないようにしている。

青柳は流石監視官だけあって、
感情のコントロールに長けています。
しかし、職務とはいえ「仲間（執行官）」を殺害した事のショックは大きい。
その副作用があらゆる感情を「感じないように」コントロールする事。
色相を濁らせるかねない感情だけを「感じない」ようにする事はできない。
結果あらゆる感情に蓋としてしまっている。

これは冒頭の「鹿矛囲桐斗」の言葉とは正反対ですね。
鹿矛囲はどうやら「一度興奮状態」にする事であらゆる感情を吐き出させて、
「感情を空っぽ」にする事で色相をクリアにしているようですからね。

「もっと早く宜野座君と飲めばよかった」

「俺が監視官だったら酒なんか飲まなかったよ」

監視官はどうやら10年勤めると厚生省の内局へ異動する。
そこでエリートとしての人生が約束されている。
宜野座もそうですが監視官は監視官同士の競争も激しく、
あまり「仲間」という感じではなかったのかな。

しかし・・・
犯罪係数が100を突破してしまった宜野座。
でも、間違いない今の宜野座の方が柔らかい・・・・
色相がクリアなんじゃないでしょうか？

僕はそこに「器」のような考え方を導入するといいのかな？と思います。
例えば・・・
以前の宜野座は犯罪係数は100未満ではありましたが、
宜野座の「ココロの器」は300。
1/3が「悪い感情」なんですね。

現在の宜野座は犯罪係数が140ですが、
「ココロの器」は多分600位？
悪い感情の割合は前の宜野座より少ない。
しかし、シビュラは「器」ではなくてあくまで「犯罪係数」で判断。
そう考えると執行官（潜在犯）でありながらクリアっぽく見える宜野座にも、
納得がいきますね。

雑賀譲二と常守朱

2話で常守朱の部屋に「WC？」とあった事で、
「キリト」の侵入を疑う朱。
本部に連絡して部屋の捜査をしますが・・・
侵入者の形跡はない。

「先輩、今ならまだセラピーで解消できるかもしれません」

霜月美佳ば常守朱の「正気」を疑い、
宜野座もまた状況判断に迷っている様子。
しかし・・・

東金朔夜は部屋への侵入者がなかった事、
一方で「常守朱が正気を失っているとは考えられない」と語る。
常守朱はドミネーターを向けて色相をチェックしても良いと言うが・・・

「現状起こりえないことが二つおきている。
しかし、必ず何方かが起った。
二つの可能性が等価なら・・・」

霜月美佳の叱責を一顧だにせず話す東金。

「執行官は監視官を信じるべきだ」

常守朱は1期の槙島事件の件もあり、
で「シビュラ」や「ドミネーター」を絶対の信頼を置いてはいません。
ただ、自分が正気を失っている可能性も考慮する必要を感じます。
それを確かめるためにある人物に会いに行きます。

「隔離施設、雑賀譲二・・・・！先輩私気分悪いので帰ります！」

そう、1期で話があった通りこの雑賀譲二は心理学者ですが、
この雑賀は接触した人間の色相を濁らせる事例が・・・
霜月美佳はそれを恐れて立ち去ります。

このシーンはいいシーンでした。
常守朱が何を信頼して何を考えているのかを如実に表現していました。

「私、正気に見えますか？」

常守朱は自分の中で1つの答えを出しているんですね。
しかし・・・
もう一方の可能性も無視するわけにはいかない。

「自分は正気か？」

それをシビュラとドミネーターではなく、
雑賀譲二に確かめに行きます。
明確に答えてはいませんが常守朱は正気。

「透明人間をいないと断定する事もできない」

雑賀譲二は「悪魔の証明」（存在しない事を証明する・・・・）。
と言いますがまさに答えを知っていたかのように・・・

「透明人間がいる事を証明できれば手がある」

これ、わかりにくい人も多かったのかな？
「透明人間がいない」事を証明するのは「悪魔の証明」だが、
「透明人間がいる」事は透明人間を捕まえればいい。

このやり取りを聞いていて、
常守朱はもはや雑賀譲二に近い思考回路を持ち、
対話を通して自分の考えをまとめているんだなぁと感じませんか。
冒頭に「鏡として俺を使うつもりか」と言っていましたが、
それは決して「正気」を確かめだけではないんだなぁと。

シビュラと朱音

朱と霜月美佳は禾生壌宗に報告に。
そこで今後1係に失踪した青柳監視官の捜査の許可を求めます。
禾生局長はそれを認めると・・・

「霜月監視官下がりたまえ」

霜月美佳を下がらせると、
局長は「シビュラ」としてシビュラが認めた「特別な存在」としての、
常守朱と対話します。

僕は「シビュラ」としての禾生壌宗スゴイ好きなんですよね。
こういう上司だったら働きやすいんじゃないかな・・・
そこで常守朱は。

「シビュラに認識されない人間は存在するのか？」

という質問をします。
シビュラはあり得ないが、
常守朱が正気を失っているとも考えられない。
現時点での判断は保留しますね。

そして、ある事実。
東金朔夜の犯罪係数は過去最高をたたき出した人間である事を告げます。
逐一報告が欲しいと。

「公式には抹消されているが・・・人類史上最高の犯罪係数を叩き出した」

・・・サイコパス1期・2期を通して最高は彼女。
王陵璃華子。
犯罪係数472．

僕はこの東金朔夜はキーマンだと思っているんですけど。
「史上最高の犯罪係数をたたき出しながら」

もし、なんの犯罪も実行していないのであれば・・・・
「ココロの器」という概念で考えるととんでもない「器」を持っているのかも。

それとも「タバコ」「筋トレ」、、、、

二つの事件

緊急セラピーを擁する程のエリアストレスが発生。
霜月美佳が向かった先は代議士の演説会。

「カムイが色相を綺麗にしてくれる・・・・」

そう。代議士は「カムイ」の名を告げます。

そして

宜野座の部屋を出た後に失踪した酒々井水絵監視官から連絡を受けた青柳。
彼女は酒々井がいるという薬局？へ行きますが・・・・
1人の老人が暴れそれを制止しようとしますが・・・