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サイコパス2期感想と考察第4話「ヨブの救済」 [サイコパス2期ネタバレ]




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→サイコパス劇場版での狡噛
→感想と考察第11話「WHAT COLOR ?」


サイコパス2期感想と考察第4話「ヨブの救済」です。
最後のシーン。進撃の巨人を思い出しました。





シビュラにも見つからず、
さらには1係、そしてシビュラにもその存在を疑問視される「鹿矛囲」なる存在。
朱は透明人間「鹿矛囲」の存在を前提として捜査を開始。
この辺りの判断。




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「囁くのよ。私のghostが」





とは言っていませんが。
ただ、「課長」にあたる禾生壌宗は脳味噌お化け、
「1係メンバー」は優秀とは言え真実を知らない。
朱の孤軍奮闘は暫く続きそうです。






ドミネーター、・いやシビュラ無能





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カーネルさんはセラピーで大暴れ。
青柳監視官・・・セクシーだね・・・
あ、失礼。




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この「第4話」を通してシビュラ体制の異常性を、
視聴者に印象つけようとしていますね。






サイコパスが濁る事を恐れて行動しない霜月美佳。
兎に角自分の犯罪係数しか興味がない・・・
何のために監視官になったんだ・・・?




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「私達には関係ない・・・」





一方で、ドミネーターが反応しないため、
あえて相手のを肉体的に攻撃して「犯罪係数」を高める事で、
執行しようとした青柳監視官。




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「これが私の仕事」





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そして2係。




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その青柳監視官を
強襲型ドミネーターで壁の外から射撃をした後に、




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「犯罪係数が高い方を撃ちました」





平然と答える須郷徹平係執行官。
ルール、つまりドミネーターに従えば何の問題もないと、
思考停止状態。
貴方が撃ったのは上司の監視官。





極め付けはラスト・・・・
逃げ惑う市民を虐殺してなんの感慨もない執行官と、
咎めない監視官。




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なんのために監視官と執行官がいるのか?
それは優れたシステムであっても不完全さを残すシビュラを、
正しく運用するためにあったのでは・・・?







霜月美佳がタダの役立たず






ですよね。
サイコパス1期で友人を王陵里佳子から救えなかった事を嘆いていた霜月美佳。
正直その事件が動機となって監視官を選んだ(勿論いくつかある選択肢から)
と思っていました。




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シビュラ盲信もこの世界の一般的な監視官の思考と、
それを盲信して猛進する事が世界の安定につながり、
友人川原崎加賀美のような犠牲者をこれ以上出さないため・・・
みたいな予想をしていたのですが、
現時点では完全に裏切られていますね。






別の意味で深みがあれば・・・と思うのですが、
残念ながらキャラが薄くて共感もしにくい・・・
ここから深堀されても逆に違和感・・・
もう朱を際立たせるオプションになり下がっている感じかな。






青柳監視官は残念の一言







一方で青柳監視官。
自分の仕事はただ「シビュラ」を盲信する事ではない。
青柳監視官の行動を見て思いだしませんか・・・?
槙島聖護。




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あの時ドミネーターで犯罪係数が上がらなかった槙島を、
朱は撃つ事ができませんでした。
そして目のまで友人を殺害されています。




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今回ドミネーターが執行対象と認識しなかったカーネルを、
物理的に傷つける事で犯罪係数を上げて執行しようとする青柳が、
僕は愛しかった。





「そして人間だ」





宜野座さんの言葉・・・・
今回救済された「ヨブ」はいったい誰なんですかね?
カーネルですか・・・・?





ユートピア小説の主客が逆転






多くのユートピア小説「1984」「我ら」「素晴らしい新世界」は、
体制が人間性を抑圧している事に気が付き、
反体制派として「人間性を取り戻す戦い」を始めます。
そう。革命家ですね。





しかし・・・





結局主人公は体制に敗北します。
ここで大事なのは例えば我々がリアルに知っている革命家達。
ゲバラやローザルクセンブルクやカールリープクネヒト、、、
といった志半ばで倒れた革命家とは違うという事です。




「スミスは偉大な兄弟を愛していた」





1984で登場する主人公スミスも逮捕された後「治療」(ここもサイコパスに通じます)され、
最後「心から偉大な兄弟(つまりシビュラ)」を愛して死んでいきます。
つまり、体制を受け入れて(強制されたのではなく)死んでいくんですね
そのラストがユートピア小説(という名のディスとピア小説)の定番。






サイコパス2は革命家は鹿矛囲。




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「目的のためには手段を選ばない。 目的は手段を正当化する」





まあ、鹿矛囲のセリフではありませんが、
これは革命家の常套句ですね。






ソ連の共産主義者にとってヒトラーのしでかしたは人類への冒涜ですが、
スターリンのしでかした粛清は「人類の進歩に必要な犠牲」です。
鹿矛囲は自らが本来救いたいと考えていた人間を殺しまくり、
シビュラ(と、その先兵である監視官)を攻撃していますね。






体制派であるシビュラ VS 革命家である鹿矛囲






実はこの二人はよく似ていますね。
どうすれば自らの意志を効率的に完遂できるのか?
二人(シビュラと鹿矛囲)には人間への愛情がありません。






そして常守朱はシビュラの必要性を認識しながらも、
「人間への愛」があるんですね。
それは効率とは正反対の思想です。




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「お前達・・・何をやっている!!」





サイコパス2は今後「シビュラ・常守朱連合VS鹿矛囲」の第一ラウンド。
この戦いはシビュラ・常守朱連合に軍配が上がります。
そしてサイコパス劇場版が第二ラウンド。






「シビュラVS常守朱」




個人的にはここにシビュラの一部が朱の方に・・・
見たいな予想をしています。








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コメント 2

唐突に失礼します

お疲れ様です。
一点、気になることがあります。自分の認識違いかもしれませんが青柳監視官を強襲型ドミネーターで執行したのは二係の須郷執行官ではありませんか?
by 唐突に失礼します (2014-11-01 14:32) 

管理人室

「唐突に失礼します」さん。

御疲れ様です!
コメントありがとうございます。
ご指摘の通りですね。
2係執行官の須郷撤平でした・・・
でもそうすると余計に悲しいですね。。。
勿論執行官と監視官の関係は理解しているんですけど・・・
by 管理人室 (2014-11-02 00:39) 

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