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サイコパス2期感想と考察第10話 [サイコパス2期ネタバレ]




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■こちら記事も人気です。
→サイコパス劇場版での狡噛
→感想と考察第11話「WHAT COLOR ?」


サイコパス2期感想と考察第10話「魂の基準」
鹿矛囲桐斗の目的と常守朱「全能者のパラドクス」を打ち破る方法は・・・・?
うう。
おばあちゃん・・・・
やっぱり殺されてしまったのでしょうか・・・?



鹿矛囲桐斗達は地下鉄を誘導し、
退避区画へ大量の列車を引き込み孤立させます。
そう。それは「500人強」の人質。
そこで鹿矛囲達は・・・




「犯罪係数143執行対象です」





突然閉鎖区画へ集められた乗客たちのストレスは上昇。
結果として潜在犯になる人間も増えてきます。
鹿矛囲達は次々に発砲!




「パラライザーモードで」





pp0402.jpg




ちょっと意外ですね。
正直、「カーネルもどき」や「ハングリーチキン」の回では、
殺しまくっていたのに・・・




pp0502.jpg




ここで鹿矛囲の目的はシビュラの動きをあぶりだす事だったんですね。
ついつい忘れそうになりますが・・・
シビュラが「脳味噌お化け」でどこにいるのか(あるのか)
知っているのは朱ちゃんだけですからね。






ドミネーターを乱発する事で処理能力の限界を超えさせて、
「割り込み処理」からシビュラの動きをトレースする。
まさに、公安九課みたいな作戦。
このおっさんはイシカワですかね?






しかし・・・
シビュラと局長の皮を被っている東金美沙子は対抗策を。
いや。既に準備していたというべきでしょうか?
まず、事実上人質となっている乗客の皆殺し。
すでに、殆どは潜在犯になっているから・・・
さらに・・・






東金美沙子は朱に鹿矛囲の抹殺。
シビュラでは裁くことができない鹿矛囲を朱に暗殺させようとします。




pp0701.jpg




「たった今、君の祖母が遺体で発見された」





「いやーーーーーーー!」





朱は・・・・





その頃3係は隔離された列車・乗客諸共破壊する工作を・・・
戸惑う監視官の堂本秀一郎ら3係。
隔離された区画に爆弾を設置するが・・・・




「酒々井水絵!!」





そう。
この時代「爆弾」などというものが例え公安省内部にもあるわけがない。
そう。これは第一話で喜汰沢が用意していた爆弾。。。
鹿矛囲は自身の筋書の結果公安、いやシビュラが爆弾を準備して、
列車と乗客ごと始末すると予測。
その爆弾には既に細工が。





「未だ、鹿矛囲のシナリオ、手の中」





一方朱は。
朱は迷っていた・・・
そこに現れる狡噛慎也・・・
これ、狡噛さんが鹿矛囲化しているのか・・・?






そこで自らの狡噛の思考と対話する朱。
そう。
朱は1つの答えを導き出している。




「全能者のパラドクスを解消する方法」





朱は決断します。
桒島浩一を通し鹿矛囲と交渉します。




「人質を解放すればシビュラの居場所を教える」





桒島浩一は朱の提案を即座に受け入る。
その事実に若干のショックを受ける鹿矛囲だが彼もまた理解する。
朱の提案を受け入れ人質を解放する。






ここで事件の主導権が初めて朱の手に。






そして・・・






鹿矛囲と東金さんの邂逅。




「彼女はそんなことでは止まらない」





考察





僕は当初鹿矛囲の目的を「東金美沙子」を裁く事と考えていました。
さらに、「黒く染める」力。
その力を持つ東金朔夜と鹿矛囲が繋がっている。






現在のシビュラが行っている「全能者のパラドクス」を逆算する事で、
シビュラを裁こうとしていると考えていました。
詳しくは第9話「全能者のパラドクス考察」に。
サイコパス09話「全能者のパラドクス」感想と考察






並列化をされながら「個」を特定し続けるシビュラ。
そして「個」に戻ったシビュラを黒く染める事で裁く。
総体としてのシビュラを裁く事はできないが、
「個」へ戻ったシビュラを裁く。
そしてシビュラは「個」を特定する事をやめる決断をさせる・・・






しかし・・・






鹿矛囲の目的は並列化されたシビュラを裁く(色を付ける)事だったんですね。
シビュラ自身と同じ「複数の(脳)が存在する」サイコパスの存在を認めるか?
それを認めさせる事でシビュラを裁ける存在にする。




What Color」





ただ、シビュラが複数のサイコパスを認めたとしても、
ドミネーターはシビュラですからね。
シビュラがもしシビュラ自身を裁くときはシビュラの終焉を意味します。
ただ、鹿矛囲の行動を鑑みるに・・・・
シビュラの終焉を望んでいるようにはみえないんですよね。






鹿矛囲の目的はあれほど激しいものでありながら、
「革命」ではない・・・?







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